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このページでは、あらかわWeb探検隊のこれまでの主な活動を年度別にご紹介しています。

【2003年の活動】

「あらかわWEB探検隊」発表・交流会2003


● 日 時 2003年11月30日(日)
● 参加者 約150名
● 会 場 中央工学校(東京都北区王子本町1-26-17)
● 主 催 特定営利活動法人あらかわ学会

● 後 援 戸田市、川口市、板橋区、北区、足立区、
荒川区、葛飾区、墨田区、江戸川区、江東区
国土交通省荒川上流河川事務所
国土交通省荒川下流河川事務所

*この事業は(財)河川環境管理財団の河川整備基金の助成を受けています。


あらかわWeb探検隊発表・交流会(午前10時15分~午前12時)
-再現された"伝統漁法、建干"体験を総合学習に生かそう-

◆第1部 漁のシンポジウム(10:15~11:00)
 漁師さんといっしょに座談会
 「あらかわの伝統漁法」
  埼玉県南部漁業協同組合長   青木秀雄氏
  埼玉県農林総合研究センター水産研究所
              主任研究員 金澤  光氏
  埼玉県文化財保護審議会委員 小林  茂氏
  司会:あらかわ学会理事     大平一典氏

◆第2部 「建干の報告会&荒川の魚や漁のこと何でもこたえます」 (11:00~12:00)
  あらかわ学会では、去る10月26日、10数年間
  行われていない荒川の伝統漁法"建干漁"を
  再現し記録しました。
  10月26日に行われた建干漁の様子
 
シンポジウムでは、荒川の水質や魚種の変化・漁法についてうかがいました。
パネリストの青木英雄さんは、南部漁協の組合長で今回の建干漁の再現を主導的に協力していただきました。水質が良くなれば魚が増えるし、泳げるようにもなって、昔のようにもっと荒川を楽しむことができるんだと日頃川を見つめている漁師さんならではのお話をうかがいました。
金澤光さんは、埼玉県水産試験場時代から荒川の生態、主に魚類の調査を行い、荒川の魚類について経年的な変化に精通している方です。最近では荒川でも魚種が増えてきており、平成13年15kgだったアユが、平成15年では300kg記録されていること、しかしカジカやアユ・ヤマメを食べてしまう外来魚コクチバスが増えて困っていることなどを教えてもらいました。
先代から受け継いだ荒川の伝統的な漁の道具を収集、研究されている小林茂さんからは、その墓荒川でおこなわれていた漁法について、また各地の研究についての話をうかがいました。その後、建干漁再現の記録ビデオが上映されました。
後半は、建干漁を体験をした子どもたちも参加し、パネリストに質問をしました。実際に長靴をはいて漁を体験し、魚をタモ網にとってその重さにふらふらしながらも生簀に入れていった体験は、きっと何時までも荒川の思い出として心に残っていくことでしょう。

【2002年の活動】
あらかわWEB探検隊 平成14年度活動報告  「シンポジウム」と「おもしろ体験教室」の報告

日時:2002年10月26日(日)
場所:あらかわ学会開催会場 東京都北区中央工学校 

第1部 あらかわWEB探検隊・発表交流会 「パネルディスカッション」
テーマ 「あらかわ学会は小中学校の環境学習の応援団になろう!」
パネラー 後藤良秀氏(北区教育委員会指導主事)
八木 敕氏(荒川知水資料館長)
萩原吉弘氏(映画監督)
司  会 大平一典氏(あらかわ学会)


およそ100名の参加者を迎え、現実に即した討論が行われました。また参加者からの意見発表もあり活気のあるシンポジウムとなりました。あらかわWEB探検隊が小中学校の環境学習をどうサポートしていくか、ということについて大きな方向性が提案されました。

「パネルディスカッション」の抄録は、こちらのPDFファイルをご覧ください。
>>発表交流会パネルディスカッション抄録 [021026log.pdf(56KB)]
後藤良秀氏
八木 敕氏
萩原吉弘氏
大平一典氏

内容のポイントを以下にあげます。

○総合的学習の時間の現状は、教師の経験と蓄積の不足が主な原因で必ずしもうまくいっているとは言えない。またそこには、学校の中だけで知識を詰め込むというこれまでの学校教育の悪しき面も影響している。

○総合的学習のテーマとして一番取り上げられるのが「環境」であり、そのフィールドとして最も多く取り上げられているのが「川」である。だが、どういう視点で何をどうやって学ばせるかということについて、具体的なノウハウとカリキュラムが構築されていない。

○様々な問題は教師一人で解決できるものではなく、地域の参加、または学校が地域へ出て行くことが重要となる。荒川流域には川に関わる多くの個性的な人材がいる。また、自然科学や社会科学のテーマとなる題材が埋もれている。

○あらかわWEB探検隊の大きな役割は、散在する多くの人材や情報を結びつけ、整理して学校へ提供するところにあるのではないか。またテーマを見つけ、調べ、発表するという子ども達主体のカリキュラムを開発し提供する役割もあるのではないか。

○そのためにはあらかわ学会のメンバーを始めとする様々な人材の協力が大きなちからとなるだろう。

第2部 あらかわWEB探検隊 「おもしろ体験教室」

参加者 : 川口市立舟戸小学校4年生の皆さん26人とご父兄。引率の先生2名

子供たちが荒川の不思議や楽しさをパソコンを使って体験する「おもしろ体験教室」を行いました。
大画面スクリーンに映し出されたホームページなどを見てもらいながら、荒川や支流にはどんな魚が住んでいるのかを解説したり、他の学校のお友達が川について、どのような勉強をして、ホームページを作って発表しているのか紹介しました。
他にもネット上にある川や生きものをテーマにした楽しいゲームやパズルも紹介。パソコンを使って実際に遊んでもらいました。子ども達はそれぞれに楽しそうで、1時間があっという間に過ぎました。

体験教室の最後には、その場で皆さんが体験している様子をレポートした「あらかわ新聞号外版」を編集・印刷して皆さんにお渡ししました。

当日の様子はその「あらかわ新聞号外版」でご覧ください。
>>「あらかわ新聞号外版」
*WEB公開にあたって子ども達の画像はあえて不鮮明に加工しております。
 ご理解とご了承をお願いします。

プログラム内容

1.あらかわWEB探検隊の紹介
  ・あらかわWEB探検隊のホームページを使い活動内容を簡単に説明
     荒川に注ぐ支流を写真で紹介
     荒川流域の関連WEBサイトを紹介しながら荒川の生き物を紹介
2.体験コーナー WEB使ったおもしろドキドキゲーム
     あらかわWEB探検隊掲載の支流パズル
     関連サイトの動物パズルなど
3. 日本各地の学校では川についてどんな勉強してのるかな?
     小学生が作った、川や水についてのホームページを紹介
4. みんなで守ろう 川で遊ぶ時の注意
    川で観察や遊びをするときの注意事項の説明
5. 「あらかわ新聞」と題した参加記録を作成

第3回荒川セミナー「水水(すいすい)ランド2002」 広報委員会と取材レポート作成
あらかわWeb探検隊は、IT広報委員会の活動として、第3回荒川セミナー「水水(すいすい)ランド 2002」の広報と参加者募集ページを、あらかわ学会ホームページ上に掲載し、セミナー終了後に当日の模様を同ページ上でレポートしました。

当日レポート掲載更新版 掲載期間:2003年 3月~ 

開催主旨

●第1弾 水上バスですいすい! >>レポーチ記事はコチラへ
 岸ユキさんのお話と葛西臨海公園の秋を撮って・描いて楽しもう!!
 日時:2002年11月24日(日)

●第2弾 バスですいすい! >>レポート記事はコチラへ
 荒川中流域と森林公園を探訪、武蔵武士の活躍を知ろう!!
 日時:2003年1月19日(日)


●第3弾 アモアですいすい! >>レポート記事はコチラへ
 日本一小さな鷹を描いた「街で子育て・小さな猛禽 ツミ」を上映
 日時:2003年3月1日(土)


主催:あらかわ学会 荒川セミナー実行委員会
後援:荒川知水資料館(amoa)
    国土交通省荒川下流工事事務所(予定)
協賛:(社)関東建設弘済会
記事、写真などのすべてのデータは、あらかわ学会が権利を有しています。
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